「経営学の方法と問題」というまさに経営学史の問題を真正面からとりあげたものであり,基本的な方法論の問題に立ち返った「現代経営学の方法についての再検討」と最近の経営学界で頻出するトピックスのうちから特に重要と考えられる三本(CSR,HRM,NPO)に焦点をあてた「現代経営学の諸問題」という二つのサブテーマから,その議論の整理・位置づけ・経営学理論の発展にとっての意義等を論じられたものである。