経営学のリアル
多様なアプローチからその本質に迫る

経営学史学会 編

経営学史学会年報 第32輯〉
定価 3,300円(税込)本体3,000円
A5判並製 142頁
ISBN 978-4-8309-5289-0(4-8309-5289-X)
2025年5月23日発行
2025年5月29日発売
新 刊
現代社会のリアルに迫る経営学のリアル!

その成立段階から、いつでもそのときどきの社会のリアルと対峙することを求められてきた経営学とは、どういう学問で、その本質はどういった点に求められるのか、どういった方法論によって対象に接近するのか、様々なアプローチの有効性と限界はどこにあるのか。有用性と方法論の狭間で葛藤をつづける経営学のリアルに多様なアプローチから迫る。

主要目次
  • 巻頭の言(上林憲雄)
  • 第Ⅰ部 趣旨説明
  •  経営学のリアル(第10期運営委員会)
  • 第Ⅱ部 経営学のリアル
  •  1 現代経営学のリアルとドグマ(杉田 博)
  •  2 自分を問題とする再帰性の経営学(山内 裕)
  •    ―美学的距離の美学的横断―
  •  3 実務家による研究のリアリティとアクチュアリティ(磯村和人)
  •    ―ファヨール,バーナード,スローン―
  •  4 「経営学の哲学」の必要性(柴田 明)
  •    ―“Ordnung”の観点からの一考察―
  •  5 日本における経営学研究方法論の現状と課題(加藤俊彦)
  •    ―査読付き論文の動向から―
  • 第Ⅲ部 ワークショップ
  •  6 研究の海外発信(三井 泉・磯村和人・上林憲雄・井坂康志)
  •    ―知的交流のプラットフォームとしての外国書出版―
  • 第Ⅳ部 論  攷
  •  7 「実践としての戦略」研究を支える理論枠組みの解明(廣田俊郎)
  • 第Ⅴ部 文  献