日本経営学会東北部会発 企業家活動と高付加価値
地域中小企業を中心に

下畑 浩二・佐々木 純一郎 編著

定価 2,860円(税込)本体2,600円
A5判並製 134頁
ISBN 978-4-8309-5287-6(4-8309-5287-3)
2025年6月20日発行
2025年7月4日発売予定
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地域中小企業の企業家の意思決定における主体性に基づく高付加価値化の分析と考察

地域中小企業の企業家の意思決定における主体性に基づく高付加価値化を理論と事例を通じて分析・考察する。本書では、企業家が意思決定時に予期しうる成果を一時的にではなく、継続かつ安定してその成果をもたらすに至ったメカニズムに着目し、主に地域中小企業の意思決定プロセスにおける、企業家の役割や取り組みへの関与から解明した。

主要目次
  • 序 章 地域中小企業による高付加価値をもたらす取り組み(下畑浩二)
  • 第Ⅰ部 理論編
  • 第1章 中小企業が置かれた状況(下畑浩二)
  • 第2章 企業家活動と中小企業の高付加価値化(佐々木純一郎)
  • 第3章 分析枠組(下畑浩二)
  • 第Ⅱ部 事例編
  • 第4章 地域企業の環境配慮型経営による高付加価値化
  • ―掛川市の茶業を事例として―(園田陽一)
  • 第5章 地域企業の多角化と地域の役割についての
  • 考察(角田美知江)
  • 第6章 中小企業連携による生産活動・経営の革新
  • ―神戸エアロネットワークを事例として―(加藤秋人)
  • 第7章 クラスター形成による製品の高付加価値化
  • ―繊維を主業とする中小企業の連携―(森田 聡)
  • 第8章 本書の要旨と意義(佐々木純一郎)
  • 補 章 製品・サービスの高付加価値化(森田 聡)
  • 資 料 東北部会特別プロジェクト活動報告(下畑浩二、前田 健)