ガバナンスと政策,統治機構とポリシー・メーキングは表裏一体,不即不離のものである。大所高所からするガバナンス論が一人歩きする傾向のなかで具体的な組織行動の理解,組織の有効性と能率の把握は,統治機構論をポリシー・メーキングの具体的なレベルにまで下ろして検討することが必要。それを経営学史的な視点,比較経営学的な視点から追求。