量的拡大のみを目指す成長至上主義的な経営はもはや限界に来ているという認識を前提に、経営学に今何ができるのか、成長に囚われない経営のあり方とはどのようなものであるかを検討する。本書では、協働一般の学としての経営学の理論的立場と意義を再確認するとともに、「経済学を超える経営学」を構想し、現代経営学再生の方向性を探る。