ベトナム出身、高校卒業後、1968年日本の国費留学生として来日。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。日本経済研究センター主任研究員、桜美林大学教授などを経て現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授、経済審議会専門委員、ベトナム首相経済行政改革諮問委員、ハノイ大学客員教授、ハーバード大学客員研究員などを歴任。
著書に『産業発展と多国籍企業―アジア太平洋ダイナミズムの実証研究』東洋経済新報社、1992年(「アジア太平洋賞」受賞)、『ベトナム経済の新展開』日本経済新聞社、2001年(共著)、『東アジアの経済変動とベトナムの工業化への途』(NXB Chinh tri quoc gia出版、ベトナム語、2012年ベトナム優秀図書賞)、2005年。『中国・ASEANのFTAと東アジア経済』文眞堂、2007年(共編著)、『ベトナム経済発展論』勁草書房、2010年、『東アジア経済と労働移動』文眞堂、2015年(共編著)、『時間のショックとベトナム経済』(ベトナム語、Tri thuc出版、ハノイ、2016年)など。
(データは本書刊行時のものです)