創設50周年を迎えるASEANは経済統合でも新たな段階を迎えた。ASEAN経済共同体(AEC)によりレベルの高いFTAを実現。2025年を次の目標年次としてサービス貿易、投資、熟練労働者の移動の自由化により統合の深化を進めるとともにRCEPにより東アジアの経済統合を主導する。日本経済にもきわめて重要なASEANの経済統合の現状と課題を専門家が詳述、AEC創設後の状況を踏まえ既刊『ASEAN経済共同体と日本』を全面刷新。
書評紹介『ASEAN経済共同体の創設と日本』
石川幸一・清水一史・助川成也 編著『ASEAN経済共同体の創設と日本』の書評が産業学会研究年報(No.32 2017年)に掲載されました。