ASEANシフトが進む日系企業
統合一体化するメコン地域

春日尚雄 著
 

定価 2,640円(税込)本体2,400円
A5判上製 212頁
ISBN 978-4-8309-4772-8(4-8309-4772-1)
2014年8月20日発行
在庫あり
201X年、日本の投資はどこへ向かうのか?

近年の状況を見ると、海外進出企業は集中のメリットを優先し、リスク分散をはかる必要を軽んじていた感がある。日本企業はASEANとりわけメコン地域への投資の比重を増やす行動が起きつつある。本書では一大経済圏となりつつあるGMS(拡大メコン経済圏)で、日系グローバル企業を中心に産業の集積と分散がどのように起きているかを論じている。

主要目次
  • 序章 課題と分析枠組み
  • 第1章 地域統合とサブリージョナル化
  • 第2章 加速されたメコン地域開発
  • 第3章 貿易面からみたASEANとGMSのダイナミズム
  • 第4章 ASEANにおける直接投資に関する分析―日本,中国による投資を中心に―
  • 第5章 日系グローバル企業の戦略とGMSにおける産業の集積・分散
  • 第6章 産業の集積と分散の諸条件
  • 終章 結論と課題