岐路に立つアジア経済
米中対立とコロナ禍への対応

石川幸一・馬田啓一・清水一史 編著

〈シリーズ:検証・アジア経済 1〉
定価 3,080円(税込)本体2,800円
A5判並製 268頁
ISBN 978-4-8309-5130-5(4-8309-5130-3)
2021年10月20日発行
在庫僅少
アジアは危機の中で何を目指し,どう変わるのか!

米中対立とコロナ禍の中,アジアの経済は未曽有の試練に立たされている。アジアはどこに向かうのか。さらなる経済連携の強化によってこの危機を克服し,新常態にソフトランディングできるのか。それともアジアの分断と停滞の始まりとなるのか。本書は,岐路に立つアジア経済の現状と課題,政策的な対応と今後の展望について様々な視点から考察。

主要目次
  • 第Ⅰ部 米中対立に翻弄されるアジア
  •  第1章 激変するグローバル経済におけるアジアの貿易構造
  •  第2章 変容する米中経済関係の行方:米新政権の成立
  •  第3章 米中対立と5つのインド太平洋構想
  •      ―重要な連携と協力―
  •  第4章 米中対立の新たな構図と日本の役割
  • 第Ⅱ部 パンデミック(コロナ感染拡大)の影響
  •  第5章 コロナ禍で高まる対中貿易依存リスク
  •      ―経済的相互依存関係の危機―
  •  第6章 コロナ禍と米中対立が韓国に促すチャイナ・プラスワン
  •  第7章 コロナショックが与える東南アジアへの影響
  •  第8章 パンデミックに翻弄される外国人労働者
  • 第Ⅲ部 アジアの経済統合の行方
  •  第9章 保護主義とコロナ拡大下の東アジア経済統合
  •      ―AECの深化とRCEP署名―
  •  第10章 双循環によりグローバル・サプライチェーンの形成を目指す中国
  •      ―北京経済技術開発区の戦略的新興産業・集積の形成―
  •  第11章 医療物資貿易の現状と国際協調の必要性
  •  第12章 新型コロナ危機で問われた真のASEAN統合
  • 第Ⅳ部 ニューノーマル(新常態)への模索
  •  第13章 米中対立と新型コロナ禍を踏まえた中国の発展戦略
  •  第14章 デジタル人民元,中国の取り組みと展望
  •  第15章 アジアのサプライチェーンと経済安全保障
  •  第16章 コロナショックで加速するアジアのデジタル経済化
お知らせ

書評紹介『岐路に立つアジア経済』
 石川幸一・馬田啓一・清水一史 編著『岐路に立つアジア経済―米中対立とコロナ禍への対応―』の書評が「改革者」(2022年2月号)で掲載されました。

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著者紹介『岐路に立つアジア経済』
 石川幸一・馬田啓一・清水一史 編著『岐路に立つアジア経済 ―米中対立とコロナ禍への対応―』が金融ファクシミリ新聞「TOPインタビュー」にて編者石川幸一氏と著書が紹介されました。◇詳細はこちら

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新刊紹介『岐路に立つアジア経済』
 石川幸一・馬田啓一・清水一史 編著『岐路に立つアジア経済 ―米中対立とコロナ禍への対応―』が国際貿易(2021年12月5日)「近着の図書紹介」で紹介されました。

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新刊紹介『岐路に立つアジア経済』
 石川幸一・馬田啓一・清水一史 編著『岐路に立つアジア経済 ―米中対立とコロナ禍への対応―』が週刊エコノミスト(2021年11月30日号)「話題の本」で紹介されました。

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 石川幸一・馬田啓一・清水一史 編著『岐路に立つアジア経済―米中対立とコロナ禍への対応―』の書評が「改革者」(2022年2月号)で掲載されました。

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