現代ASEAN経済論

石川幸一・朽木昭文・清水一史 編著
 

定価 2,750円(税込)本体2,500円
A5判並製 360頁
ISBN 978-4-8309-4875-6(4-8309-4875-2)
2015年9月15日発行
在庫あり
急速な発展と経済統合

現代世界経済で最も重要な成長センターであるASEANは、経済統合を推進し、AEC(ASEAN経済共同体)を実現する。実現すれば、AECは中国やインドにも対抗する経済圏となり、日本、そして日本企業にとっても最重要な地域となる。急速な経済発展を続ける現代のASEAN経済を各分野の専門家が分析。現代ASEAN経済を学ぶための必読書。

主要目次
  •  序章 (石川幸一・清水一史)
  • 第1部 ASEANの経済発展
  •  第1章 ASEAN諸国の経済発展―工業化と発展のメカニズム―(小黒啓一)
  •  第2章 現代のASEAN経済と課題―マクロ経済,中所得国の罠など―(朽木昭文)
  •  第3章 ASEANの金融改革と通貨金融危機(高安健一)
  •  第4章 ASEANの貿易と投資(助川成也)
  •  第5章 都市化と消費社会の進展(牛山隆一)
  •  第6章 「少子高齢化国」と「若い国」に二分(可部繁三郎)
  • 第2部 ASEAN経済統合とASEAN経済共同体の形成
  •  第7章 世界経済の構造変化とASEAN経済統合(清水一史)
  •  第8章 ASEAN経済共同体の創設と課題(石川幸一)
  •  第9章 AFTAと域外とのFTA(助川成也)
  •  第10章 ASEAN連結性と格差是正―交通・運輸分野の改善とネットワーク化―(春日尚雄)
  •  第11章 ASEAN経済統合の将来展望(福永佳史)
  • 第3部 ASEANの産業と企業
  •  第12章 ASEANの自動車産業―域内経済協力と自動車産業の急速な発展―(清水一史)
  •  第13章 ASEANと電機電子産業―めまぐるしく変化をする市場とアジア主要企業の対応―(春日尚雄)
  •  第14章 ASEANのサービス産業―日本企業の進出を中心に―(北川浩伸)
  •  第15章 ASEAN進出日系企業とASEAN企業(牛山隆一)
  •  終章 ASEANと日本―相互依存の深まりと対等な関係への変化―(石川幸一・清水一史)
お知らせ

書評紹介『現代ASEAN経済論』
 石川幸一,朽木昭文,清水一史編著『現代ASEAN経済論』が国際開発ジャーナル(2015年11月1日)"BOOK INFORMATION"にて紹介されました。

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 石川幸一,朽木昭文,清水一史編著『現代ASEAN経済論』が国際開発ジャーナル(2015年11月1日)"BOOK INFORMATION"にて紹介されました。