編著者紹介

［編著者］

馬田 啓一（ウマダ ケイイチ）

1949 年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業，同大学大学院経済学研究科博士課程修了。杏林大学総合政策学部・大学院国際協力研究科教授，客員教授を経て，現在，名誉教授，（一財）国際貿易投資研究所（ITI）理事。主要著書に，『アジア太平洋の新通商秩序』（共編著，勁草書房，2013 年），『メガFTA 時代の新通商戦略』（共編著，文眞堂，2015 年），『アジアの経済統合と保護主義』（共編著，文眞堂，2019 年），『岐路に立つアジア経済』（共編著，文眞堂，2021 年）など。

浦田 秀次郎（ウラタ シュウジロウ）

1950 年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業，スタンフォード大学経済学部大学院博士課程修了（Ph.D.）。世界銀行エコノミスト，早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授を経て，現在，名誉教授，独立行政法人経済産業研究所（RIETI）理事長。主要著書に，『ASEAN 経済統合の実態』（共編著，文眞堂，2015 年），『TPP の期待と課題』（共編著，文眞堂，2016 ），『揺らぐ世界経済秩序と日本』（共編著，文眞堂，2019 年），『東アジアの経済統合』（共編著，勁草書房，2020 年）
など。

木村 福成（キムラ フクナリ）

1958 年生まれ。東京大学法学部卒業。ウィスコンシン大学経済学部大学院博士課程修了（Ph.D.）。現在，慶應義塾大学経済学部教授，東アジア・アセアン経済研究センター（ERIA）チーフエコノミスト。主要著書に，『東アジア生産ネットワークと経済統合』（共著，慶應義塾大学出版会，2016年），『国際経済学のフロンティア』（共編著，東京大学出版会，2016 年），『これからの東アジア』（共編著，文眞堂，2020 年），『国際通商秩序の地殻変動』（共編著，勁草書房，2022 年）など。

執筆者紹介

［著者］

大橋 英夫（オオハシ ヒデオ）

専修大学経済学部教授 第2章

安藤 光代（アンドウ ミツヨ）

慶應義塾大学商学部教授 第3章

早川 和伸（ハヤカワ カズノブ）

ジェトロアジア経済研究所主任研究員 第3章・第6章

池部 亮（イケベ リョウ）

専修大学商学部教授 第4章

坂本 正弘（サカモト マサヒロ）

日本国際フォーラム上席研究員 第5章

熊谷 聡（クマガイ サトシ）

ジェトロアジア経済研究所経済地理研究グループ長 第6章

蓮見 雄（ハスミ ユウ）

立教大学経済学部教授 第7章

真家 陽一（マイエ ヨウイチ）

名古屋外国語大学外国語学部教授 第8章

篠田 邦彦（シノダ クニヒコ）

政策研究大学院大学教授 第10章

高橋 俊樹（タカハシ トシキ）

国際貿易投資研究所研究主幹 第11章

岩田 伸人（イワタ ノブト）

青山学院大学名誉教授 第12章

菅原 淳一（スガワラ ジュンイチ）

オウルズコンサルティンググループ・プリンシパル 第13章

髙橋 敏哉（タカハシ トシヤ）

松蔭大学観光メディア文化学部准教授 第15章

伊藤 恵子（イトウ ケイコ）

千葉大学大学院社会科学研究院教授 第16章

福山 章子（フクヤマ アヤコ）

オウルズコンサルティンググループ・チーフ通商アナリスト 第17章

（データは本書刊行時のものです）

主要目次

• 第Ⅰ部　米中対立とサプライチェーン再編
• 第1章　米中デカップリングの危険な構図
• 第2章　米国の対中戦略と中国の対応
• 第3章　東アジアの生産ネットワークと外的ショックの影響
• 第4章　米中対立とグローバル・バリュー・チェーンの再編
• 第Ⅱ部　ロシアのウクライナ侵攻と経済制裁
• 第5章　ロシアのウクライナ侵攻の世界秩序への衝撃
• 　　　　―活性化する日本外交―
• 第6章　経済制裁の世界経済への影響
• 第7章　EU の脱ロシア依存と経済安全保障
• 第8章　中国の対外開放・外交戦略からみた分断の実相
• 第Ⅲ部　さらなる地域経済連携への模索
• 第9章　アジアの通商秩序と地政学的リスク
• 第10章　RCEP の今後の課題と日本の役割
• 第11章　中国，台湾のCPTPP 加盟申請と日本の対応
• 第12章　デジタル貿易ルールの策定をめぐる動き
• 第13章　米国のインド太平洋戦略とIPEF
• 第IV部　グローバル化と経済安全保障への対応
• 第14章　日本経済のグローバリゼーションと経済安全保障
• 第15章　自由貿易と経済安全保障の相克
• 第16章　グローバル・サプライチェーンの行方
• 第17章　経済安全保障と日本企業の対応