アウンサンスーチー政権下のミャンマー経済
最後のフロンティアの成長戦略

工藤年博・大木博巳・国際貿易投資研究所 編著

定価 3,520円(税込)本体3,200円
A5判並製 224頁
ISBN 978-4-8309-5061-2(4-8309-5061-7)
2020年2月10日発行
在庫あり
編著者略歴
[編著者]
大木 博巳(オオキ ヒロミ)

国際貿易投資研究所 研究主幹(第1章)
1953年生まれ。横浜市立大学卒業。国際貿易投資研究所事務局長。編著書に「東アジア
国際分業の拡大と日本」(ジェトロ , 2008年),「ASEANの新輸出大国、ベトナム」(文眞堂,2018年)など。ミャンマー関連では「ミャンマー農村部の生活実態とBOPビジネスの可能性」(ITIコラム,2014年),「メーソート・ミャワディ国境貿易の光景、集積する日本の中古品」(ITIフラッシュ,2018年),「ミャンマーの国境貿易」(ITIフラッシュ,2018年等。

工藤 年博(クドウ トシヒロ)

政策研究大学院大学 教授(第8章)
1963年生まれ。ケンプリッジ大学院卒業。政策研究大学院大学教授。専攻はミャンマー地域研究,開発経済綸。編著書に「ミャンマー経済の実像―なぜ軍政は生き残れたのか」(アジア経済研究所,2008年),「ミャンマー政治の実像―軍政23年の功罪と新政権のゆくえ」(同,2012年),「ポスト軍政のミャンマー―改革の実像」(同, 201年)など。

執筆者一覧
[著者]
本間 徹(ホンマ トオル)

独立行政法人国際協力機構 国際協力専門員(第2章)

牛山 隆一(ウシヤマ リュウイチ)

日本経済研究センター 主任研究員(第3章)

Aung Kyaw

モンユワ経済大学商学部 教授(第4章)

藤村 学(フジムラ マナブ)

青山学院大学 経済学部教授(第5章)

春日 尚雄(カスガ ヒサオ)

都留文科大学 教授(第5章)

増田 耕太郎(マスダ コウタロウ)

国際貿易投資研究所 客員研究員(第6章)

高橋 与志(タカハシ ヨシ)

広島大学大学院国際協力研究科 准教授(第7章)

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  • はしがき
  • 第1章 ミャンマーの対外貿易の課題―貿易拡大のチャンスをつかめるか―
  • 第2章 ミャンマーの投資環境動向と展望―ラスト・フロンティアからの飛躍シナリオ―
  • 第3章 タイ・ベトナム企業,対ミャンマー投資を拡大―新興国企業の参入で市場争奪戦が激化―
  • 第4章 ミャンマーとインド,中国との連結性,貿易・投資―ミャンマーの戦略的価値―
  • 第5章 ミャンマーの陸路インフラおよび隣国3カ国との連結性の現状
  • 第6章 拡大するミャンマーの衣類輸出とLDC(途上国)卒業に向けての課題
  • 第7章 産業人材育成の現状と課題
  • 第8章 民政移管後のミャンマー経済―踊り場からの脱却へ向けて―