日本企業のアジアFTA活用戦略
TPP時代のFTA活用に向けた指針

助川成也・高橋俊樹 編著

定価 2,640円(税込)本体2,400円
A5判並製 235頁
ISBN 978-4-8309-4888-6(4-8309-4888-4)
2016年2月15日発行
在庫あり
編著者略歴
[編著者]
助川 成也(スケガワ セイヤ)

1969年、栃木県大田原市生まれ。北九州大学院経済学府博士後期課程在学中、中央大学経済研究所客員研究員、国際貿易投資研究所(ITI)客員研究員、神田外語大学非常勤講師(所属は日本貿易振興機構(ジェトロ)海外地域戦略主幹(ASEAN)。1998~2004年、2010~2013年の2度に亘ってタイ・バンコクに駐在。主要編著書に『ASEAN大市場統合と日本』(文眞堂、2014年)、『ASEAN経済共同体と日本』(編著、文眞堂、2013年)、『ASEAN経済共同体』(編著、ジェトロ、2009年)他多数。

高橋 俊樹(タカハシ トシキ)

1950年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科修了。ジェトロ海外調査部長等を経て、現在、国際貿易投資研究所研究主幹。ジェトロ客員研究員。中央大学非常勤講師。主要著書に、『カナダの経済発展と日本』(明石書店、2005年、カナダ首相出版賞受賞)『世界の消費市場を読む』(編著、ジェトロ、2010年)、『TPPと日本の決断』(共著、文眞堂、2013年)、『FTA戦略の潮流:課題と展望』(共著、文眞堂、2015年)、『メガFTA時代の新通商戦略』(編著、文眞堂、2015年)、『アジアの開発と地域統合:新しい国際協力を求めて』(共著、日本評論社、2015年)など多数。

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  • 第1章 日本企業はFTAをどう活用すべきか ~WTO多角的貿易交渉の停滞と代替手段としてのFTA~
  • 第2章 日本企業のFTA利用の現状と展望
  • 第3章 東アジア貿易におけるFTA効果とサプライチェーン
  • 第4章 自動車産業とFTA ~AEC実現を目指すASEANの例を中心に~
  • 第5章 企業から見たFTAの利用と課題
  • 第6章 原産地規則の現状と課題
  • 第7章 ASEAN進出日系企業のFTA活用 ~タイの事例~
  • 第8章 ACFTAやAFTAおよび日本のEPAの効果
  • 第9章 FTAは輸入コストをいかに引き下げるか
  • 第10章 中小・中堅企業によるFTA利用 ~北陸における繊維産業の事例を中心に~
  • 第11章 関税以外の分野のFTA利用