ASEAN経済統合の実態

浦田秀次郎・牛山隆一・可部繁三郎 編著
 

定価 3,025円(税込)本体2,750円
A5判並製 236頁
ISBN 978-4-8309-4868-8(4-8309-4868-X)
2015年9月1日発行
在庫あり
執筆者紹介
[著者]
小林 公司(コバヤシ コウジ)

みずほ総合研究所アジア調査部上席主任研究員 第3章

山田 美和(ヤマダ ミワ)

日本貿易振興機構アジア経済研究所,新領域研究センター,法・制度研究グループ 研究グループ長 第5章

磯野 生茂(イソノ イクモ)

日本貿易振興機構アジア経済研究所 第7章

岡部 美砂(オカベ ミサ)

和歌山大学経済学部准教授 第2章

[編著者]
浦田 秀次郎(ウラタ シュウジロウ)

日本経済研究センター 特任研究員,早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授 総論,第8章

牛山 隆一(ウシヤマ リュウイチ)

日本経済研究センター主任研究員(第4章)

可部 繁三郎(カベ シゲサブロウ)

日本経済新聞社NAR編集部シニアエディター
(前日本経済研究センター主任研究員) (第6章,第9章)

[著者]
石川 幸一(イシカワ コウイチ)

亜細亜大学アジア研究所教授(第1章)

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  • 総論 近づくASEAN経済共同体(AEC)創設―実態面での統合は既に進展
  • 第1章 ASEAN経済共同体構築の進捗状況と課題―関税撤廃は順調、非関税障壁は進まず
  • 第2章 ASEAN域内貿易の進展―担い手が多様化、さらなる規模拡大へ
  • 第3章 ASEAN域内直接投資の現状・展望―ASEAN自身が最大規模の投資主体に
  • 第4章 ASEAN企業、域内事業展開を強化―域内統合の担い手として高まる存在感
  • 第5章 ASEAN域内の労働者移動の現状―高まる労働力の相互依存
  • 第6章 ASEAN域内のサービス分野の人の移動―観光・留学・医療などで活発に
  • 第7章 ASEAN域内の広域輸送インフラ整備―重層的に展開、経済波及効果に期待
  • 第8章 ASEANと東アジア地域経済統合―期待される牽引役としての役割
  • 第9章 ASEAN統合に向けた各国経済の課題―「中所得国の罠」を巡る議論から考える