企業家に学ぶESG経営
不連続な社会を生き抜く経営構想力

長谷川直哉 編著

〈法政大学イノベーション・マネジメント研究センター叢書 17〉
定価 3,410円(税込)本体3,100円
A5判上製 268頁
ISBN 978-4-8309-5035-3(4-8309-5035-8)
2019年3月31日発行
在庫あり
ESG経営のヒントはビジネスヒストリーにあり!

価値観が多様化した社会のニーズは複雑である。AIに頼ってもESG経営の答えは見つからな い。現代の視点から歴史を掘り起こし、先人の知恵と体験を学び取ることから、日本企業が 進むべき道が見つかるだろう。SDGs時代のビジネスモデルのヒントを提供する、経営者、 ビジネスパーソン、学生必読の1冊。

主要目次
  • 序章 不連続な社会と向き合った企業家の光と陰―社会環境と事業戦略の適合性―
  • 第1部 事業戦略の社会適合性
  • 第1章 持続可能な社会を志向した「以徳招利」経営―鈴木馬左也(住友合資)―
  • 第2章 石油燃焼技術を主軸とした多角化戦略―内田鐵衛(内田製作所→株式会社コロナ)―
  • 第3章 「拡大均衡」戦略を掲げて損害保険事業の新地平を切り拓く―三好武夫(安田火災海上保険)―
  • 第4章 戦間期リージョナルバンクの経営政策―鈴木良作(足利銀行)―
  • 第2部 事業環境の変化と人材資本の活用
  • 第5章 共働互助の精神を基盤とする企業経営と人格教育の実践―平生釟三郎(甲南学園・東京海上火災)―
  • 第6章 自主自立の精神の涵養―根津嘉一郎(武蔵学園・東武鉄道)―
  • 第7章 地域における産業人材の育成―北川實夫(北川工業高等学校・北川鉄工所)―
  • 第8章 世界に奉仕する人材の育成―星一(星薬科大学・星製薬株式会社)―