SDGsとパーパスで読み解く責任経営の系譜

長谷川直哉 著

定価 2,860円(税込)本体2,600円
四六判上製 450頁
ISBN 978-4-8309-5127-5(4-8309-5127-3)
2021年5月25日発行
在庫あり
著者略歴
[著者]
長谷川 直哉(ハセガワ ナオヤ)

法政大学人間環境学部および同大学院公共政策研究科教授。博士(経営学)
早稲田大学大学院法学研究科修士課程、横浜国立大学大学院国際社会科学研究科博士後期課程修了。安田火災海上保険(株)(現・損害保険ジャパン)、(公財)国際金融情報センター、安田火災グローバル投信投資顧問(株)(現・SOMPOセットマネジメント)などの勤務を経て、2006年国立大学法人山梨大学准教授、2011年より現職。専門は責任投資、サステナビリティ経営、ビジネスヒストリーなど。サッポロホールディングス(株)サステナビリティ・シニアアドバイザー、岡部(株)社外取締役、環境経営学会副会長、日本不動産鑑定士協会連合会有識者会議委員などを歴任。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。主要著書にSustainable Management of Japanese Entrepreneurs in Pre-War Period from the Perspective of SDGs and ESG (Palgrave Macmillan 2020)、『企業家に学ぶESG経営―不連続な社会を生き抜く経営構想力―』(文眞堂、2019)、『統合思考とESG投資―長期的な企業価値創出メカニズムを求めて』(文眞堂、2018)、『価値共創時代の戦略的パートナーシップ』(文眞堂、2017)、『企業家活動でたどるサステイナブル経営史―CSR経営の先駆者に学ぶ―』(文眞堂、2016)、『環境経営学の扉―社会科学からのアプローチ―』(文眞堂、2008)、『スズキを創った男 鈴木道雄』(三重大学出版会、2005年)がある。

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  • 序 章 社会から選ばれる企業とは
  • 第Ⅰ部 理念経営の実践
  • 第1章 伊庭貞剛―「自利利他公私一如」の事業精神―
  • 第2章 鈴木馬左也―「以徳招利」の経営―
  • 第Ⅱ部 経済と道徳の融合
  • 第3章 岡田良一郎―経済と道徳の両立を目指して―
  • 第4章 金原明善―ソーシャルビジネスの先駆者―
  • 第5章 ウィリアム・メレル・ヴォーリズ―スチュワードシップに基づくソーシャルビジネスの実践―
  • 第Ⅲ部 ナレッジを活用した戦略的価値創造
  • 第6章 高峰譲吉―研究とビジネスの二兎を追う両利き経営の先駆者―
  • 第7章 豊田佐吉―「ニンベンのついた自動化」を目指して―
  • 第8章 鈴木道雄―社会の変化からオポチュニティを掴む経営構想力―
  • 第Ⅳ部 無形資産を通じた価値創造
  • 第9章 大原孫三郎―労働理想主義の実践―
  • 第10章 波多野鶴吉―人財マネジメントを通じた価値創造―
  • 第Ⅴ部 レジリエントな社会を築く
  • 第11章 矢野恒太―相互主義による生命保険事業の確立―
  • 第12章 各務鎌吉―リスクマネジメントを通じた社会課題の解決―
お知らせ

新刊紹介『SDGsとパーパスで読み解く責任経営の系譜』
 長谷川直哉 著『SDGsとパーパスで読み解く責任経営の系譜』が2021年10月24日付「日本農業新聞」読書欄で紹介されました。

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