米国通商政策リスクと対米投資・貿易

大木博巳・滝井光夫・国際貿易投資研究所 編著

定価 3,300円(税込)本体3,000円
A5判並製 214頁
ISBN 978-4-8309-5007-0(4-8309-5007-2)
2018年8月10日発行
在庫あり
好調の米国経済に高まる米通商政策リスク

北朝鮮問題、ロシアとの緊張関係、政情不安の続く中東、中国の台頭など様々な地政学リスクを抱える国際情勢下でアメリカファーストを本格化させているトランプ政権。NAFTA再交渉の行末、米中貿易戦争の足音、対米投資規制の強化、形骸化するWTO。トランプ政権の通商政策リスクに対応を迫られる米企業や日系企業。現状を分析し次を考える指針となる書。

主要目次
  • 第1章 米通商政策の不確実性リスクに直面する在米企業(渡辺亮司)
  • 第2章 トランプ政権とNAFTA の再交渉(高橋俊樹)
  • 第3章 トランプ政権の貿易政策と貿易紛争(滝井光夫)
  • 第4章 通商政策史からみたトランプ政権(小山久美子)
  • 第5章 米国の対中貿易と対中追加関税措置の影響(大木博巳)
  • 第6章 米国の国家安全保障に関わる対内投資規制(増田耕太郎)
  • 第7章 米韓FTA発効後の米韓貿易と韓国企業の米国進出(百本和弘)
  • 第8章 在米日系企業の最新動向(秋山士郎)
  • 第9章 米国の国境税調整問題と税制度改革(岩田伸人)