外資の経営史

橘川武郎・金花・井岡佳代子(共著)

定価 3,520円(税込)本体3,200円
A5判上製 158頁
ISBN 978-4-8309-4887-9(4-8309-4887-6)
2016年3月10日発行
在庫あり
著者紹介
[著者]
橘川 武郎(キッカワ タケオ)

序章、第3章、第4章、終章
東京理科大学大学院イノベーション研究科教授。
東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。青山学院大学経営学部助教授、東京大学社会科学研究所教授、一橋大学大学院商学研究科教授を経て、2015年より現職。経営学史学会会長。
著作は、『日本のエネルギー問題』(NTT出版、2013年)、『アジアの企業間競争』(文眞堂、2015年、共編著)など。

金 花(キン ハナ)

第1章
一橋大学大学院商学研究科特任講師。一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。商学博士。
著作は、「中国における産学官連携とハイテク産業の創出―1990年代と2000年代の違いに注目して―」『経営史学』第48巻第4号(2014年)、“Industry-university-government collaboration and the development of high-tech industries in China:The cases of Founder and Neusoft”,Hitotsubashi Journal of Commerce and Management,Vol.8 No.1(2014)など。

井岡 佳代子(イオカ カヨコ)

第2章
一橋大学大学院商学研究科 ジュニアフェロー。一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。博士(商学)。
著作は、「高収益企業への軌跡―東燃・中原伸之の経営者行動の考察―」一橋大学日本企業研究センター編『日本企業研究のフロンティア』第9号(有斐閣、2013年、共著)。

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  • 序章 外資の経営史の意義と課題
  • 第I部 外資提携のインパクト
  •  第1章 産学官連携を変えたシナジー: 中国・東軟集団
  •  第2章 高収益実現とコンフリクト:日本・東燃
  • 第Ⅱ部 海外直接投資の反作用
  •  第3章 外国での創業と本国への帰還:ドイツ・イリス商会
  •  第4章 直接投資を契機とした企業構造の転換:日本・味の素
  •  終章 要約・貢献と残された課題