日本の自動車産業経営史

宇田川 勝 著
 

定価 3,080円(税込)本体2,800円
A5判上製 216頁
ISBN 978-4-8309-4801-5(4-8309-4801-9)
2013年9月25日発行
在庫僅少
世界のリーディング・インダストリーに成り得た軌跡を解明!

世界に「冠」たる日本自動車産業の生成・発展の軌跡を経営史学の視点から多面的に考察。主として自動車産業市場のエポックを画した課題を考慮対象とし、研究方法も経営史学の基本である経営主体を中心とした企業行動の長期的、比較史的分析を基調としており、自動車産業の特性上、考察に不可欠な国際関係経営史の視点も組み入れて解いた労作である。

主要目次
  • 第1部 戦前期の自動車産業
  • 第1章 日本における自動車製造の胎動―快進社と白揚社のケース―
  • 第2章 フォード、GMの進出と自動車製造事業法
  • 第3章 鮎川義介の自動車国産化計画
  • 第2部 戦後期の自動車産業
  • 第4章 自動車産業成長の軌跡
  • 第5章 ホンダの登場
  • 第6章 日産とトヨタの品質管理活動
  • 第7章 日米自動車摩擦とその交渉過程