企業家活動からみた日本のものづくり経営史
わが国ものづくり産業の先駆者に学ぶ

法政大学イノベーション・マネジメント研究センター 監修 宇田川 勝・四宮正親 編著
 

〈法政大学イノベーション・マネジメント研究センター叢書 9〉
定価 2,915円(税込)本体2,650円
A5判上製 194頁
ISBN 978-4-8309-4836-7(4-8309-4836-1)
2014年12月25日発行
在庫あり

日本のものづくり産業発達史を辿りながら、企業統治やオーナーと専門経営者の関係など、企業家活動をめぐる多様な論点にアプローチする。

主要目次
  •  序章 企業家活動からみた日本のものづくり経営史―わが国ものづくり産業の先駆者に学ぶ―
  • 第1部 産業革命の先導産業
  •  第1章 先進的な工場管理と労使関係を完成させた紡績業―富士紡の和田豊治と鐘紡の武藤山治―
  •  第2章 近代製紙業の企業家活動―藤原銀次郎の実績主義と大川平三郎の科学主義―
  • 第2部 重工業の創成
  •  第3章 民間鉄鋼企業の確立―日本鋼管白石元治郎と今泉嘉一郎―
  •  第4章 川崎造船所の創業と経営発展―川崎正蔵と松方幸次郎―
  • 第3部 機械産業の国産化
  •  第5章 豊田財閥の重工業化と豊田利三郎―企業統治の視点から―
  •  第6章 戦前期日立製作所のものづくり経営史―小平浪平の企業家活動―