近年注目されているコーポレート・ガバナンス論はバーリ=ミーンズから始まる。「会社は株主のもの」と言われているが、なぜ経営破綻企業に公的資金=税金を注入するのだろうか?個人企業家の時代から大企業の時代に変わった時、株式会社はその性格を変えた。CSRやステークホルダーなど「企業と社会」論を学ぶ人たちにとっても必読の書。