経営のルネサンス
グローバリズムからポストグローバリズムへ

鈴木秀一・細萱伸子・出見世信之・水村典弘 編著

定価 2,750円(税込)本体2,500円
A5判並製 268頁
ISBN 978-4-8309-4938-8(4-8309-4938-4)
2017年4月20日発行
在庫あり
日本企業がその重い腰を上げるとき世界はグローバル化の逆転を始める

グローバリゼーションの転換期をむかえた今、経営学と企業マネジメントがはたすべき役割は何か。本書は、グローバリズムの影響を受けた日本企業について、戦略と組織、人材マネジメント、経営哲学、CSRなどの立場から考察を行い、「よい企業のマネジメントで大切にしたいこと」を明らかにしようとしている。

主要目次
  • 第1部 企業組織とイノベーション
  •  第1章 イノベーション戦略と組織プロセス(鈴木秀一)
  •  第2章 オープン・イノベーションのジレンマ(林 征治)
  •  第3章 中小企業のルネサンス(筒井 徹)
  •  第4章 サービス・マーケティングと組織的対応―星野リゾートの事例―(河田浩昭)
  • 第2部 企業をめぐる環境変動と人的資源管理
  •  第5章 日本企業の人材マネジメントと環境に関する分析視角(細萱伸子)
  •  第6章 キャリア形成の場としての企業社会(細萱伸子)
  •  第7章 労働市場の多様化と働き方―少子高齢化とグローバル化の影響―(細萱伸子)
  •  第8章 組織デザインとHRMのポスト・グローバリゼーション―UDトラックスの事例―(杉山 章)
  • 第3部 「よい会社」の探求:コーポレート・ガバナンスとCSRを評価軸として
  •  第9章 経営哲学と「よい会社」(出見世信之)
  •  第10章 コーポレート・ガバナンスの変遷(出見世信之)
  •  第11章 CSRの推進:中外製薬の事例(出見世信之)
  • 第4部 現代のビジネスと価値:新たな視点と現状分析
  •  第12章 行動科学と「よい仕事」(水村典弘)
  •  第13章 CSV(共通価値創造の戦略)の検証とDWDG仮説(水村典弘)
  •  第14章 「よい経営計画」と現状分析(安達幸裕)