日本の経営学説 Ⅱ

経営学史学会 監修/片岡信之 編著
 

経営学史叢書 第XIV巻〉
定価 1,650円(税込)本体1,500円
四六判並製 238頁
ISBN 978-4-8309-4744-5(4-8309-4744-6)
2013年5月31日発行
在庫あり
日本に固有な2つの系譜の経営理論を解明。

ドイツ経営経済学でもなくアメリカ経営管理論でもなく、両者の一面性を指摘しつつ、両者を総合した本格的な経営学の枠組みを目指す理論的系譜、既存の経営学を経営者側に偏向した理論だと批判して労働者のための批判的経営理論を目指す理論的系譜―この日本固有の2つの理論的系譜の営為を追い、今日的到達点の解明と評価を試みる。

主要目次
  • 日本の経営学説 Ⅰ・Ⅱ まえがき(小笠原英司・片岡 信之)
  • 第一編 本格的経営学を指向する理論的系譜
  •  第一章 本格的経営学を構想する系譜―この系譜の概要―(片岡 信之)
  •  第二章 平井泰太郎―経営学の地平を拓く―(増田 正勝)
  •  第三章 山本安次郎―本格的な経営学の探究―(谷口 照三)
  •  第四章 山城 章―主体的な企業観・実践経営学の確立者―(小野  琢)
  • 第二編 批判的経営学を指向する理論的系譜
  •  第一章 批判的経営学の系譜―この系譜の概要―(片岡 信之)
  •  第二章 中西寅雄―個別資本説における「原罪」的枠組み―(坂本 雅則)
  •  第三章 北川宗藏―批判的経営学の先駆者―(第一~三節 西村  剛、第四節 田中 照純)
  •  第四章 馬場克三―経営技術学としての経営経済学の探究―(中川 誠士)
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広告掲載「週刊読書人」2023.7.28
 「週刊読書人」2023.7.28に広告掲載いたしました。

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書評:『経営学史叢書(全14巻)』
 『週間読書人』2013年9月13日号に書評が掲載されました(「現在形の経営学説史の魅力―もっとも「現場」に近い臨床的な学問―」鈴木秀一氏)。

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掲載誌紹介:『経営学史叢書(全14巻)』
 『図書新聞』2013年7月27日号にて紹介されました。

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