感染症との闘いが常態化する中、経営学はこの状況をいかに受けとめ、学としていかなる貢献ができるのか。本書では、COVID-19の世界的大流行を「時代の問題」と位置づけ、そこから「事業活動と社会との関係」および「組織と管理のあり方」という経営学の中核テーマを捉えなおし、これからの人間―組織―社会について展望する。