東芝事件と「守りのガバナンス」

今井 祐著

定価 3,080円(税込)本体2,800円
A5判上製 296頁
ISBN 978-4-8309-4903-6(4-8309-4903-1)
2016年4月20日発行
在庫あり
失敗を繰り返さない企業不祥事防止の仕組み作りとは!?

東芝事件から学ぶ、失敗を繰り返さない企業不祥事防止の仕組み作りの必要性と、「見抜けなかった」では済まされない監査役・公認会計士等に警鐘を乱打すると共に、企業統治における、「守りのガバナンス」(必要条件)と「攻めのガバナンス」(十分条件)は車の両輪であることを力説。4つの提言を織り込み説いた不祥事防止の書。

主要目次
  • 第1部 東芝不適切会計処理事件の原因・再発防止策・会社の措置
  • 第1章 東芝不適切会計処理事件とその原因
  • 第2章 東芝第三者委員会による再発防止策提言と会社の措置
  • 第3章 金融庁関連の指摘事項
  • 第4章 監査委員会機能と内部統制(含むリスクマネジメント)
  • 第2部 「守りのガバナンス」による持続的成長と「攻めのガバナンス」による企業価値向上
  • 第5章 不祥事防止と持続的成長に必要な仕組みづくり
  • 第6章 ウェスティングハウス社に不正会計処理はなかったのか
  • 第7章 ミッション・ビジョンのヨコ展開による中長期の企業価値向上
  • 第8章 ミッション ・ ビジョンのタテ・ヨコの展開による持続的成長と中長期の企業価値の向上について
  • 第9章 多重統治体制の廃止について
  • 第10章 監査役会/監査委員会関連の問題点
  • 第3部 本筆者の意見・提案のまとめ
  • 第11章 全体のまとめ