量的拡大から質的深化の時代へ。今、アジア企業は価値観の転換を迫られている。本書は、「経営人類学」の視点から現地での調査を行い、アジア企業の経営理念の実態に迫った、学際的・産学連携チームによる研究成果である。グローバル時代における事業展開のために、「経営理念」はいかに伝播・継承されたのか、そのダイナミズムが明らかになる。