本書は,著者独自の視点と方法によって,アメリカにおける経営管理の理論と歴史をその生成期から1920年代にかけて体系化しようと試みたものである。内容的には,内部請負制度の普及と消滅,体系的管理と科学的管理の展開,産業合理化運動,人事管理・マーケティング・予算統制の生成による部門管理と全体的管理の形成などについて論じる。