著者紹介

［著者］

長谷川 浩司（ハセガワ コウジ）

関西大学博士（学術）
専門：企業統治，コーポレート・ガバナンス，サステナビリティ経営
主な論文：「経営戦略リスクマネジメントを担う地域銀行社外取締役のコーポレート・ガバナンス」日本リスクマネジメント学会誌（2024年5月），「持続可能性概念から企業に求められるサステナビリティ経営の本質とメカニズム」日本経営倫理学会誌(2024年3月)，「地域銀行のスキル・マトリックスの開示状況と社外取締役のスキルに関する一考察」日本経営倫理学会誌（2023年3月），「ESG及びSDGs時代の経営者に求められるガバナンス概念の研究」環境経営学会誌（2019年3月）および「持続可能な社会における経営者のガバナンスのあり方の一考察」日本経営倫理学会誌（2019年2月）など多数
主な著書：『広岡浅子に学ぶ「九転十起」の経営』第11章同友館（近刊），『SDGs推進の6つのポイント:未来デザイン脱プラ中小企業の取組みESG投資気候変動コンプライアンス(第4回)ESG投資とSDGs:2030年，2050年の世界を拓く』アイソス（2022年7月）『統合思考とESG投資:長期的な企業価値創出メカニズムを求めて』第3章文眞堂（2018年3月）
主な経歴：1990年株式会社大和銀行入行。財団法人国際開発センター出向，米国大学院留学，国際金融機関専門家課程などを経て香港に駐在。香港現地銀行において審査，企業再生およびセントラル，チムシャツイ，モンコックなどの拠点マネジメント業務に従事。
帰国後，スポーツ振興くじ株式会社に出向し，出資母体からの派遣取締役で構成される取締役会運営をはじめとした企業統治に従事。
2014年株式会社ランドコンピュータ入社。経営企画部長兼株式上場準備責任者，取締役経営管理本部長および取締役関西支社長などを歴任。その間，クラウドサービス新事業の立ち上げを行う。
現在は，コンサルティング会社にてサステナビリティ経営支援やサステナビリティ取締役研修などを担いながら研究活動を行う。
SDGs関連スタートアップ企業社外取締役を務めた他，日本能率協会講師，長野県環境保全協会，メガバンク等金融機関，東京観光財団などでの講演多数
環境経営学会理事，日本経営倫理学会，日本リスクマネジメント学会，日本LCA学会所属
中小企業診断士・MBA・開発エコノミスト
環境経営学会最優秀賞受賞（2017年）

（データは本書刊行時のものです）

主要目次

• 　序　章　本書の概要
• 第Ⅰ部　コーポレート・ガバナンス議論発展編
• 　第１章　ビジネスモデル改革と社外取締役の課題
• 　第２章　コーポレート・ガバナンス議論の発展と社外取締役
• 第Ⅱ部　日英米コーポレート・ガバナンス編
• 　第３章　英米コーポレート・ガバナンスとエンロン事件の社外取締役
• 　第４章　調査と提言：社外取締役に求められる専門性
• 第Ⅲ部　社外取締役の新たな役割実証編
• 　第５章　事例研究：地域銀行取締役会の実態
• 　第６章　実証研究：取締役会および社外取締役の実態と提言
• 　補　論　調査：その後スキル・マトリックスは浸透し役立っているのか
• 　終　章　本書の総括：社外取締役の新たな役割を求めて