著者紹介

［著者］

竹田 志郎（タケダ シロウ）

1934 年東京生まれ。
明治大学商学部卒業，明治大学大学院商学研究科修士課程修了。
ニューヨーク日本軽機械センター勤務，貿易研修センター（IIST）助教授，大東文化大学経済学部教授，経済学部長，横浜国立大学経営学部教授，日本大学国際関係学部教授を経て現在，横浜国立大学名誉教授。
著書には，『グローバルビジネスとアメリカ・ユダヤ人』（文眞堂，2015 年），『多国籍企業の競争行動』（文眞堂，2006 年），『多国籍企業と戦略提携』（文眞堂，1998 年），『国際戦略提携』（同文舘出版，1992 年），『多国籍企業の新展開』（森山書店，1987 年），『日本企業の国際マーケティング』（同文舘出版，1985 年），『多国籍企業の支配行動』（中央経済社，1976 年），『ユダヤ・ビジネス』（ダイヤモンド社，1972 年），『国際マーケティング』（日本経済新聞社，1970 年），『国際企業の経営管理』（中央経済社，1966 年）等の他，編著『新・国際経営［新版］』（文眞堂，2011 年），『日本企業のグローバル市場開発』（中央経済社，2005 年），『国際経営論』（中央経済社，1994 年）等。

（データは本書刊行時のものです）

主要目次

• グローバル化の進展と市場開発―多国籍企業の競争と「協調」―
• 　１．競争関係にみる２側面
• 　２．競争戦略にみる２側面
• 　３．「標準化の経済性」
• 　４．「第４次産業革命」と商品の変質
• 　５．商品の変質と業際化
• 　６．競争領域にみるマーケティング・パラダイムの形成と展開
• 　７．マーケティングの本質と新パラダイムの生成
• 　８．非競争領域の形成
• 　９．コンソーシアム間の国際的提携
• 　10．独占的高利潤の追求とコンソーシアムの形成
• 補論　業界標準化を求める多国籍企業間競争
• 　１．業界標準と大量生産
• 　２．業界標準確保への途
• 　３．戦略提携を通ずる業界標準の形成
• 　４．標準化の経済性の追求
• 事業活動を巡る国際的な企業連携組織の設立一覧