著者紹介

［著者］

亀川 雅人（カメカワ マサト）

文京学院大学副学長 兼 経営学研究科 特任教授。
立教大学名誉教授（博士：経営学）。

著作は、『企業資本と利潤』中央経済社、1991年（第2版19
93年）、『日本型企業金融システム』学文社、1996年、『企業
財務の物語』中央経済社、1996年（新版1998年）、『入門経
営財務』新世社、2002年、『資本と知識と経営者』創成社、2
006年、『10代からはじめる株式会社計画』創成社、2008年、
『ファイナンシャル・マネジメント』学文社、2009年、『大人の
経営学』創成社、2012年、『ガバナンスと利潤の経済学』創成
社、2015年、『株式会社の資本論』中央経済社、2018年、
『経営学って何か教えてください！』創成社、2020年、など。

（データは本書刊行時のものです）

主要目次

• プロローグ
• 第1章　頭脳派から肉体派まで多様な人間の世界
• 　　　　―経済社会の模型―
• 第2章　「見えざる手」に見えないモノ
• 　　　　―市場による資源配分と市場の陥穽―
• 第3章　「見えざる手」と「見える手」
• 　　　　―市場と経営組織―
• 第4章　個人と組織は異なる
• 　　　　―人間観に基づく理論構築―
• 第5章　ロビンソンクルーソーの閉ざされた世界
• 　　　　―方法論的個人主義の投資理論―
• 第6章　ロビンソンクルーソーから国家を考える
• 　　　　―マクロ経済的視点と国家の役割―
• 第7章　バイパスによる時間の節約（急がば回れ）
• 　　　　―オーストリア学派の商人的資本理論―
• 第8章　商人が考える時間
• 　　　　―生産時間の差異と資本の参入・退出―
• 第9章　ビデオの映像を止めると？
• 　　　　―静学的分析と動学的分析―
• 第10章　人間と時間の動きを捉える
• 　　　　―投資の経済計算と株価モデル―
• 第11章　格差と抜け駆けする狡猾な知識
• 　　　　―時間差と創業者利得の源泉―
• 第12章　非科学的な閃きを科学的に考える
• 　　　　―均衡価格と起業家精神―
• 第13章　国家権力と株式会社はグルなのか
• 　　　　―貨幣の発行と株主の富―
• エピローグ