アイデンティティ経済学と共稼ぎ夫婦の家事労働行動
理論,実証,政策

安藤 潤 著

定価 2,640円(税込)本体2,400円
A5判上製 144頁
ISBN 978-4-8309-4924-1(4-8309-4924-4)
2017年2月28日発行
在庫あり
著者略歴
[著者者]
安藤 潤(アンドウ ジュン)

1968年大阪府生まれ。1988年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
2000年早稲田大学大学院経済学研究科応用経済学専攻経済政策専修
単位取得満期退学。財団法人国際通信経済研究所嘱託研究員,ハイン
リッヒ・ハイネ大学デュッセルドルフ客員研究員,コーネル大学客員
研究員などを経て,現在,新潟国際情報大学国際学部准教授。専門は
経済政策, 防衛経済学, 家計経済学。(主要業績) 松本保美ほか
(2014)『少子・高齢化と日本経済』眞堂,Ando,J.(2015)"Social
Norms,GenderIdentity,and High-Earning Wives・Housework
Behavior in Japan: An Identity Economics Framework,"
Japanese Political Economy,Vol.41,No.1-2,pp.36-51.など。

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  • 第1章 アイデンティティ経済学
  • 第2章 JPSC2008を用いた共稼ぎ夫婦の家事労働行動
  • 第2章 補論 共稼ぎ夫婦の外食・中食利用と家事労働削減
  •      ―JGSS-2006を用いた実証分析を中心に―
  • 第3章 JPSC2000―2008パネルデータを用いた常勤職で働き稼ぐ
  •     夫婦の妻の家事労働行動
  • 第4章 JPSC2000―2008パネルデータを用いた共稼ぎ夫婦の妻の
  •     家事労働行動
  • 第5章 JPSC2000―2008を用いたAkerlof and Kranton仮説の検証
  • 第6章 日本の共稼ぎ夫婦のジェンダー・アイデンティティ喪失と
  •     家事労働分担行動におけるジェンダー・ディスプレイ
  • 第7章 共稼ぎ夫婦の家事労働分担行動に関するジェンダー・
  •     ディスプレイ:家事生産アプローチからの実証分析