アジアの企業間競争

橘川武郎・久保文克・佐々木 聡・平井岳哉 編著
 

定価 3,080円(税込)本体2,800円
A5判並製 290頁
ISBN 978-4-8309-4849-7(4-8309-4849-3)
2015年4月10日発行
在庫僅少
アジアの成功モデルに日本企業の活路を見出す

21世紀の企業の主戦場ともいえるアジア市場に注目し、製造業から流通・サービス業に至るまで、日本企業・現地企業・欧米企業が入り混じる熾烈な企業間競争の実態を分析。日本発信型モデルやアジア発信型モデル・日本逆上陸モデルなど、さまざまな産業の競争優位の源泉ともいうべき成功ビジネスモデルの中核要因とその移転方向性を明らかにする。

主要目次
  • 序章 なぜ企業間競争の視点からアジアを分析するのか?
  • 第1章 台湾宅配便市場の創造と拡大
  • 第2章 日本型コンビニエンスストア・チェーンのアジア市場展開
  • 第3章 青函地域の製造企業にみる競争優位確立の過程―東和電機製作所(函館市)とテフコ青森(弘前市)の事例―
  • 第4章 日系多国籍企業のアジア二輪車事業―市場横断的比較分析―
  • 第5章 トイレタリー・化粧品産業におけるアジア市場戦略
  • 第6章 ローカルメーカーに見る中国自動車産業の企業間競争
  • 第7章 日韓鉄鋼企業のグローバル競争戦略
  • 第8章 東南アジア地域における銀行間競争と邦銀―「押し出されたトップランナー」は真のトップランナーになり得るか―
  • 第9章 PC産業:東アジア企業のグローバル化と世界市場競争
  • 第10章 テレビ産業:アーキテクチャの転換とアジア企業間の事業モデル競争
  • 第11章 サムスン電子の成長戦略―半導体および後発3事業の成長を中心に―
  • 第12章 ASEANのLCCと日本への影響
  • 第13章 SMエンタテインメントのグローバル戦略と日本市場
  • 第14章 東アジアのエネルギー協力
  • 終章 ビジネスモデルの移転方向性と日本企業の再生戦略
お知らせ

書評紹介『アジアの企業間競争』
 橘川武郎・久保文克・佐々木 聡・平井岳哉 編著『アジアの企業間競争』の書評が経営史学(51巻第4号)に掲載されました。

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