東日本大震災を契機に,企業の社会的責任を果たすべき利害関係者の対象範囲を拡大する機運が生まれた。法は社会を律する役割がある一方で,過度な規制は,企業の機動的な対応を阻害し効率的な経営に支障をきたす。企業の社会的責任の範囲拡大と法の役割・在り方を如何に調和させるべきか,リスク管理や行政の役割も考慮しつつ,考察・検討。
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