現代ドイツ経営経済学の代表的研究者であるギュンター・シャンツとウェルナー・キルシュの経営経済学を取り上げて,それらの特質を究明する。その際,両学説の方法論的側面の意義を究明し、そうした側面が経営学的研究に対して持っている意味をも考察する。また、経営経済学における学説検討の意義ならびにそれと経営経済学史との関連を明らかにする。