地球温暖化による影響が深刻化しエネルギー政策の転換が求められている。本書は、従来それぞれ独立し検討されてきた気候変動とエネルギーのグローバル・ガバナンス論を統合した新たなグローバル・ガバナンス論の構築を試み、気候変動に関する国際規範がエネルギーに関する国際レジームおよびアジア各国の政策形成においてどのように受容されてきたかを検討する。
新刊紹介『気候変動規範と国際エネルギーレジーム』 服部 崇 著『気候変動規範と国際エネルギーレジーム―国際エネルギー機関の役割とアジアのエネルギー政策の変遷―』が2022年7月15日付「国際貿易」近着の図書紹介で紹介されました。