熟練・分業と生産システムの進化

坂本 清 著

定価 4,290円(税込)本体3,900円
A5判上製 464頁
ISBN 978-4-8309-4966-1(4-8309-4966-X)
2017年10月31日発行
在庫あり
もの作りの歴史的進化・革新、国家の盛衰!

生産システムの進化とは、技術と人間労働の組織的展開(熟練・分業)としての、もの作りの原理の革新過程のことである。アメリカ産業革命からIoT時代に至る生産システムの発展過程を5フェーズに分け、もの作りの原理の歴史的な革新が企業の競争力のみでなく、国家の盛衰にも影響を及ぼすことを解明した。経営学を学ぶ者の必読の書。

主要目次
  • 序章 生産システム研究の課題と本書の構成
  • 第1章 労働力の機能と熟練に関するノート
  • フェーズ 1 自立統合型生産システム
  • 第2章 アメリカ産業革命と科学的管理法形成の歴史的基盤
  • 第3章 テイラーシステムと熟練の機能の科学化
  • 第4章 H. L. ガントの「課業賞与制」と科学的管理法の発展─テイラーとガントの管理論比較─
  • フェーズ 2 垂直統合型生産システム
  • 第5章 フォーディズムと企業の社会的責任論
  • 第6章 フォードシステムと分業の機能の科学化
  • フェーズ 3 柔軟統合型生産システム
  • 第7章 日本的生産システムの発展と国際的評価
  • 第8章 補論・日本的経営論に関するノート─市場と社会の対立と融合─
  • 第9章 補論・ME技術と生産システムの柔軟性
  • フェーズ 4 分散統合型生産システム
  • 第10章 生産システムの進化と分散統合型生産システムの形成
  • フェーズ 5 循環統合型生産システム
  • 第11章 終章 循環統合型生産システムの模索
お知らせ

書評紹介『熟練・分業と生産システムの進化』
 坂本 清 著『熟練・分業と生産システムの進化』が経営史学vol.54,№2で書評が掲載されました。

お知らせ

「労務理論学会学会賞」学術賞受賞
 坂本 清 著『熟練・分業と生産システムの進化』が「労務理論学会学会賞」学術賞を受賞しました。

お知らせ

書評紹介『熟練・分業と生産システムの進化』
 坂本 清 著『熟練・分業と生産システムの進化』が経営史学vol.54,№2で書評が掲載されました。

お知らせ

「労務理論学会学会賞」学術賞受賞
 坂本 清 著『熟練・分業と生産システムの進化』が「労務理論学会学会賞」学術賞を受賞しました。