セル生産システムの自律化と統合化【増補改訂版】
トヨタの開発試作工場の試み

信夫千佳子 著

定価 3,300円(税込)本体3,000円
A5判上製 276頁
ISBN 978-4-8309-5269-2(4-8309-5269-5)
2024年10月17日発行
2024年10月23日発売予定
近 刊 予約受付中
〈増補改訂版〉トヨタの開発試作工場と外注先の新たなリーン/並列的連携を追録!

トヨタの製品開発力は,外注先を含めた開発試作工場の生産性と品質の高さにもあった。開発試作工場に構築されたセル生産システムの自己完結と自己管理の考え方は外注先にも適用し,納期遵守率の大幅向上を実現した。工場責任者が構想した新たなリーン生産思想を通して,生産システムの自律化と統合化の原理とアプローチを考察した増補改訂版。

主要目次
  • 序 章 セル生産システムの課題
  •     ―自律化と統合化の視点より―
  • 第1章 トヨタ生産システムの自律化と統合化
  •     ―大野耐一の経営思想から―
  • 第2章 トヨタの開発試作工場に導入されたセル生産システム
  • 第3章 セル生産システムの導入による工場現場の自律化
  •     ―トヨタの開発試作工場を事例として―
  • 第4章 セル生産システムの導入による工場現場の統合化
  •     ―トヨタの開発試作工場を事例として―
  • 第5章 セル生産システムの導入による工場現場の統合化
  •     ―トヨタの開発試作工場の外注先を事例として―
  • 第6章 工場現場の従業員から見たセル生産システムの実態
  •     ―トヨタ・開発試作工場の元従業員の座談会より―
  • 終 章 セル生産システムの自律化と統合化
  •     ―トヨタの開発試作工場の新たな課題と試み―