創造的経験

M. P. フォレット著
 三戸 公監訳/齋藤貞之・西村香織・山下 剛訳

定価 4,950円(税込)本体4,500円
A5判上製 342頁
ISBN 978-4-8309-4954-8(4-8309-4954-6)
2017年7月28日発行
在庫あり
監訳者紹介
[監訳者]
三戸 公(ミト タダシ)

1921年 山口県に生まれる
1949年 九州大学法文学部卒
現   在 立教大学名誉教授・中京大学名誉教授 経済学博士


著書
『装置工業論序説』(有斐閣、1957年)、『個別資本論序説』(森山書店、1959年)、『ドラッカー』(未来社、1971年)、『アメリカ経営思想批判』(未来社、1972年)、『官僚制-現代における論理と倫理』(未来社、1973年)、『大企業における所有と支配』(共著、未来社、1973年)、『公と私』(未来社、1976年、毎日出版文化賞受賞)、『人間の学としての経営学』(産能短大出版部、1977年)、『自由と必然-わが経営学の探求』(文眞堂、1978年)、『財産の終焉-組織社会の支配構造』(文眞堂、1982年、経営科学文献賞受賞)、『会社ってなんだ-日本人が1生すごす家』(カッパブックス版、1984年・文眞堂版、1991年)、『恥を捨てた日本人』(未来社、1987年)、『家の論理・1 日本的経営論序説』(文眞堂、1991年、経営科学文献賞受賞)、『家の論理・2 日本的経営の成立』(文眞堂、1991年、経営科学文献賞受賞)
『随伴的結果-管理の革命』(文眞堂、1994年)、『家としての日本
社会』(有斐閣、1994年)、『新版・現代の学としての経営学』(文眞堂版、1997年)、『科学的管理の未来』(未来社、2000年)、『管理とは何か-テイラー、フォレット、バーナード、ドラッカーを超えて』(文眞堂、2002年)、『ドラッカー、その思想』(文眞堂、202年)その他、著書・訳書多数

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  •  序 論
  • 第Ⅰ部 自己維持と自己成長過程としての経験
  •     Experience as Self-Sustaining and Self-Renewing Process
  •  第1章 代替的経験:専門家は真理の明示者か
  •      Vicarious Experience: Is the Expert the Revealer of Truth ?
  •  第2章 代替的経験:法秩序は真理の番人か
  •      Vicarious Experience: Is the Legal Order the Guardian of Truth ?
  •  第3章 近年の心理学から見た経験:円環的反応
  •      Experience in the Light of Recent Psychology: Circular Response
  •  第4章 近年の心理学から見た経験:統合的行動
  •      Experience in the Light of Recent Psychology: Integrative Behavior
  •  第5章 近年の心理学から見た経験:ゲシュタルト概念
  •      Experience in the Light of Recent Psychology: the Gestalt Concept
  •  第6章 経験は調整の過程ではない
  •      Experience not a Process of Adjustment
  •  第7章 経験は検証の過程ではない
  •      Experience not a Verifying Process
  •  第8章 定式化される経験:知覚に対する概念の関係
  •      Formulated Experience: the Relation of Percept to Concept
  •  第9章 創造としての経験
  •      Experience as Creating
  •  第10章 権力:その妥当性の条件
  •      Power: the Condition of its Validity
  • 第Ⅱ部 経験に対する実験的態度
  •     An Experimental Attitude toward Experience
  •  第11章 「同意」は民主主義の技法ではない
  •      “Consent” not the Technique of Democracy
  •  第12章 当事者として関与する有権者
  •      A Participant Electorate
  •  第13章 代表の動態的把握:知性偏重の視点を超えて
  •      The Dynamics of Representations: a Non-Intellectualistic View
  •  第14章 日々の活動から自己創造されるものとしての法
  •      Law as Self-Creating from the Daily Activities of Men
  •  第15章 実用主義法学の限界
  •      The Limits of a Pragmatic Jurisprudence
  •  第16章 法の創造的な領域
  •      The Creative Area of Law
  •  第17章 同一方向に向かって発展する心理学と法学
  •      Parallel Developments in Psychology and Law
  •  第18章 結論:喚起としての経験
  •      Conclusion: Experiences as Evocation
お知らせ

書評紹介『創造的経験』
 M. P. フォレット著 三戸 公監訳『創造的経験』の書評が「週刊読書人」2017年11月3日(第3213号)に掲載されました。「週刊読書人ウェブ」

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 M. P. フォレット著 三戸 公監訳『創造的経験』の書評が2017年11月3日付「週刊読書人」に掲載されました。

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