戦前台湾を舞台に発展した近代製糖業のダイナミズムを解明するため,台湾製糖,大日本製糖,明治製糖,塩水港製糖という四大製糖の企業経営と企業間競争の実態を経営史的に分析。パイオニア企業の長期優位と凋落,失敗企業の再生と飛躍,後発企業のトップ猛追と逆転といったプロセスをトップマネジメントの戦略的意思決定を通して明らかにする。
書評紹介『近代製糖業の経営史的研究』
久保文克 著『近代製糖業の経営史的研究』の書評が「社会経済史学」vol.83,№4に掲載されました。