企業不祥事の研究
経営者の視点から不祥事を見る

井上 泉 著
 

定価 2,420円(税込)本体2,200円
四六判上製 394頁
ISBN 978-4-8309-4872-5(4-8309-4872-8)
2015年7月17日発行
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著者略歴
[著者]
井上 泉(イノウエ イズミ)

【略歴】
1972年 慶應義塾大学商学部卒業
 同年   安田火災海上保険株式会社((現)損害保険ジャパン
      日本興亜株式会社)入社
2001年 執行役員国際業務部長
2002年 取締役コンプライアンス部長
2003年 取締役常務執行役員(総務部、人事部、リスク管理部、
      法務部、業務監査部等を担当)
2005年 日本道路公団分割民営化に伴い東日本高速道路株式会社
      常勤監査役に就任
2010年 東日本高速道路株式会社顧問。
2012年 ネクスコ東日本リテイル株式会社顧問
2013年 株式会社ジャパンリスクソリューション代表取締役社長
      (現在)
2015年 日産車体株式会社監査役(現在)




【その他の役職】
慶應義塾大学保険学会常務理事
日本経営倫理学会常任理事
認定NPO法人芸術資源開発機構理事
株式会社保険研究所「インシュアランス損保版」客員




【著書・論文】
著書(いずれも共著):
野中郁次郎他『わかりたいあなたのための経営学・入門』宝島社、1998年(「ケーススタディ 大和銀行ニューヨーク支店11億ドル損失事件」を執筆)
高橋浩夫編著『トップ・マネジメントの経営倫理』白桃書房、2009年(「事例研究 NOVA破綻とコーポレート・ガバナンス」を執筆)




論文:
「リストラ時代の雇用と企業倫理」、「ケーススタディ「大和銀行事件」」、「環境倫理と自由主義経済」、「会社法における内部統制システムの整備と監査に関する試論」、「NOVA破綻とコーポレート・ガバナンス」、「社外役員の有効性に関する諸問題」、「執行役員制度のコーポレート・ガバナンス上の諸問題」、「オリンパス事件における統制環境の崩壊」「みずほ銀行反社会的勢力融資事件に関する諸問題」(いずれも日本経営倫理学会誌)
「NOVA破綻とコーポレート・ガバナンス」(日本監査役協会「月刊監査役」2009年5月号~9月号連載)、「苦情処理と監査役監査」(日本監査役協会「月刊監査役」2011年8月号~12号連載)
「日本の損害保険会社のコーポレート・ガバナンス」慶応義塾保険学会

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  • 第1章 企業不祥事とは何か
  • 第2章 企業不祥事の原因を考える
  • 第3章 事例研究
  • 第4章 コーポレートガバナンスと4つの安全装置
  • 第5章 わが国のコーポレートガバナンスの問題点
  • 第6章 実効性のあるコーポレートガバナンスの構築に向けて
  • 第7章 コーポレートガバナンスの新潮流―「日本版スチュワードシップ・コード」と「コーポレートガバナンス・コード(原案)」
  • 付録:2014年の主要な企業不祥事
お知らせ

掲載誌紹介『企業不祥事の研究』
 井上泉著『企業不祥事の研究』が2015年9月20日付日本経済新聞にて紹介されました。

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 井上泉著『企業不祥事の研究』が2015年9月20日付日本経済新聞にて紹介されました。