年金制度や医療制度などへの不安に答える書
少子・高齢化時代に入り，年金制度や医療制度などを維持できなくなるのではないかという不安が社会に広がっている。本書は，このような不安に応えることを第一義とするが，事態は人々の心配以上に根が深く，経済・社会構造の抜本的な変革も不可避なので，新しい状況への対応に示唆を与えることも狙いとする。
主要目次
- 第1章 日本の少子・高齢化と医療費
- 第2章 少子・高齢化時代における公的年金制度と経済政策
- 第3章 少子・高齢化時代における子どもを持つ既婚女性の労働供給と育児支援政策
- 第4章 介護による福祉経済の可能性
- 第5章 人口減少経済における技術革新の多角化
- 第6章 少子・高齢化時代における利子率と物価
これからの暮らしと経済
日本人と日本社会：社会規範からのアプローチ
ポスト冷戦期における日米防衛支出の実証分析
アイデンティティ経済学と共稼ぎ夫婦の家事労働行動：理論，実証，政策
平成不況
日中両国のイノベーション戦略とその展開：脱炭素化・デジタル化を中心に
大震災からの復興と地域再生のモデル分析：有効な財政措置と新産業集積の形成
日本経済の再設計：共同体資本主義とハイテク産業の未来
現代経済政策