世界の法文化が欧米法の主導の下に人権保護及び弱者保護を指導理念として収斂しようとする趨勢にあって、わが国実定諸法の今日的諸相の解明を通じて日本法の独自性のあり方を探究する法学者及び実務法曹による論考から成る論集の第3巻。基本諸法を中心に、環境法、社会福祉法、仲裁法等へも視野を拡大して、現代日本法の論点26篇を収載する。