厳しい試練を迎えている日本の通商政策。TPP(環太平洋連携協定)やWTOドーハ・ラウンドへの対応をめぐり新たな開国論議が高まるなか、見直しを迫られる日本の農業外交。存在感を増す東アジア市場やアジア太平洋地域の活力を取り込むため、日本はどのようなグローバル戦略を展開すべきなのか。目下焦眉の日本の通商課題を取り上げた最高の必読書。