高齢社会の最も深刻な課題の解決に向けて社会的期待の高まる介護ビジネスが,それに応えるために不可欠な経営姿勢のあり方を明確かつ具体的に提示する。介護サービスに対する評価制度の体系化,介護支援専門員における専門職倫理の自覚,そして介護ビジネスにおける企業倫理の内部制度化を通じての,公益性と営利性との統合の道を探る。