自然環境法を学ぶ

神山智美 著

定価 3,520円(税込)本体3,200円
A5判並製 360頁
ISBN 978-4-8309-5009-4(4-8309-5009-9)
2018年11月15日発行
分類:法律 > 環境法
在庫僅少
自然環境とそれに係る産業法(農業、漁業、林業など)を網羅した入門書!

「環境法が環境法たるゆえんは、自然環境が関わるからである」。人間と人間の関係の問題のみではなく、そこに自然というものが介在するが故に、他の行政法領域とは異なる要素を含んでいる。さらに「環境法は産業法(企業法含む)の裏返しである」と本書は考える。そのため、産業法(漁業・農業・林業など)をも取り上げ、幅広い領域を網羅した入門書である。

主要目次
  • 第1章 自然環境政策の目標と基本的な考え方
  • 第2章 自然環境法の目標と基本的な考え方
  • 第3章 環境規制の法的アプローチと規制の仕組み―環境影響評価法
  • 第4章 自然保護のための訴訟(1)―環境権・自然の権利訴訟
  • 第5章 自然保護のための訴訟(2)―行政訴訟・民事訴訟
  • 第6章 公害対策基本法から環境基本法へ
  • 第7章 生物多様性条約および生物多様性基本法
  • 第8章 生物多様性基本法の広がり
  • 第9章 種の保存・保全・防除に関する法律(1)―鳥獣保護管理法・文化財保護法
  • 第10章 種の保存・保全・防除に関する法律(2)―種の保存法・外来生物法
  • 第11章 自然公園法および関係法令
  • 第12章 自然再生推進法および関係法令
  • 第13章 水系管理に関する法律―河川、湖、海、海岸など
  • 第14章 森林管理に関する法律
  • 第15章 山に関する法律
  • 第16章 土地利用に関する法律
  • 第17章 農業に関する法律
  • 第18章 漁業に関する法律
  • 第19章 自然景観に関する法律
  • 第20章 気候変動対策、SDGsおよびESGに関する法律
  • 第21章 動物愛護管理に関する法律