企業グループの効率的運営に向けて何が必要か？
わが国企業グループの戦略的課題を明らかにするため、その形成要因を親子間資本関係の多様性および企業の境界の視点から分析している。またグループの効率的運営に隘路となっている親子間の利害の不一致からくる子会社少数株主の保護および親会社の子会社に対する指揮権に法的拘束力をもたせることについての法的ルールにつき提言する。
主要目次
- 第1章 企業グループの現状分析
- 第2章 企業グループの形成要因とその経済的機能
- 第3章 企業戦略の視点からみたグループ経営
- 第4章 持株会社をめぐる諸課題
- 第5章 グループ経営における経営指揮とその責任
- 第6章 少数株主保護にかかわる諸課題
- 補 論 日本企業の反競争行為による経営非効率の分析
- ―独占禁止法の域外適用についての一考察―
業際化時代の競争戦略：異業種連携を通じた事業探索の仕組み
知識をシェアする産業振興戦略：地方発ソフトウェア産業の経営学的考察
戦略経営の基本フレームと実践：価値創造企業へ進化するDX時代の経営システム・デザイン
ポストコロナのヘルスケア経営戦略
DX時代をリードする新日本的経営のデザイン：世界で勝てる価値創造経営を実現する現場力活用
沖縄企業の競争力