公益(活動)の日常化・市民化には、企業の参画が欠かせない。渋沢栄一らの公益活動を振り返るとともに、公益事業としての郵政、中小企業にとっての公益性、CSRやCSVに関する動向を論じ、さらに、公益法人のガバナンス、企業不正事件の検証、福祉分野におけるステークホルダーの利害など、幅広い現代的課題に公益の視角から取組む。