日本・モンゴルEPAの研究
―鉱物資源大国モンゴルの現状と課題―

岩田伸人 編著 松岡克武/櫻井雅夫/カール・レンツ 著
 

定価 3,080円(税込)本体2,800円
A5判上製 196頁
ISBN 978-4-8309-4796-4(4-8309-4796-9)
2013年3月31日発行
在庫あり
現状と課題を照射・提言!

モンゴルは北東アジアに位置する鉱物資源大国であり,中国とロシアに囲まれた内陸国家である。2012年6月,日本・モンゴル両政府は日・モEPA形成に向けた第一回会合を開催し,2013年内には締結の見通しである。日・モEPAが締結されれば,日本からは環境保全型技術,モンゴルからは鉱物資源の輸出が期待される一方,TPPと異なるアライアンス形成が期待される。

主要目次
  • 第1章 鉱物資源エネルギーから見た日本・モンゴルEPAの現状と課題
  • 第2章 モンゴルの経済発展に伴う諸問題と解決の方向性
  • 第3章 資源大国モンゴルのナショナリズムと投資規制法
  • 第4章 鉱業分野における政府=外国投資家間紛争
  • 第5章 EU・日本・モンゴルによる「砂漠共同体」設立の提案