企業倫理と企業統治問題が大きな関心と議論を集めている。日本だけではなく,米国や欧州等の世界的規模で大きな高まりを見せている。本書は,特に最近の企業倫理と企業統治をめぐる変革の動きや議論に焦点を合わせて,各国(日本・米国・英国・ドイツ・フランス・韓国等)の現状と課題を検討することにより,その国際比較を目指すものである。