ポスト・ブレグジットのイギリス金融
政策・規制・ペイメント

斉藤美彦 著

定価 2,860円(税込)本体2,600円
四六判並製 226頁
ISBN 978-4-8309-5147-3(4-8309-5147-8)
2021年12月15日発行
在庫あり
著者紹介
[著者]
斉藤 美彦(サイトウ ヨシヒコ)

1955年 北海道北見市生まれ
1973年 北海道札幌南高等学校卒業
1979年 東京大学経済学部経済学科卒業
1979年 全国銀行協会連合会入社
1983年 預金保険機構出向(1985年まで)
1986年  ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)大学院研究生(1987年まで)
1990年 日本証券経済研究所入所
1992年 ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)客員研究員
1995年  オックスフォード大学(セント・アントニーズ・カレッジ)スワイヤ・キャセイパシフック・フェロー(1996年まで)
1997年 広島県立大学経営学部助教授
2001年 獨協大学経済学部教授
2007年 中国社会科学院日本研究所客員研究員(2008年まで)
2015年 大阪経済大学経済学部教授
* 非常勤講師:法政大学経営学部・武蔵大学経済学部・横浜国立大学経済学部・作新学院大学経営学部・東京大学社会科学研究所・大阪市立大学大学院創造都市研究科
[単著]
『リーテイル・バンキング:イギリスの経験』(時潮社)1994年
『イギリスの貯蓄金融機関と機関投資家』(日本経済評論社)1999年
『金融自由化と金融政策・銀行行動』(日本経済評論社)2006年
『イングランド銀行の金融政策』(金融財政事情研究会)2014年
[主な共著]
『国債累積時代の金融政策』(日本経済評論社)2009年[須藤時仁との共著]
『危機対応と出口への模索』(晃洋書房)2020年[髙橋亘との共著]
[主な単訳書]
コスタス・ラパヴィツァス著『金融化資本主義:生産なき利潤と金融による搾取』(日本経済評論社)2018年

(データは本書刊行時のものです)

主要目次
  • 序章 ポスト・ブレグジットとシティ
  • 第Ⅰ部 中央銀行・金融政策
  • 第1章 危機とイングランド銀行のバランスシート―新型コロナ危機対応を中心に
  • 第2章 イングランド銀行によるバランスシート政策の発見
  • 第3章 本格化する中央銀行デジタル通貨導入に向けての動き―イングランド銀行のディスカッションペーパーの検討
  • 補章 内生的貨幣供給説としての「日銀理論」:再論
  • 第Ⅱ部 金融規制・ペイメント・住宅金融
  • 第4章 リテール・リングフェンス規制の成立とリングフェンス銀行の経営
  • 第5章 リテールペイメントの変化の波
  • 第6章 「金融化」時代におけるイギリス住宅金融の変化